肉筆浮世絵 藤麿（ふじまる）

30年程前にアップステートNYのアンティークショーで見つけました。作者の素性も分からぬまま,買ったときの額装のままで飾っていました。このたびメルカリに出品するにつけて落款を調査して、藤麿と判明しました。本品は質の悪い紙に貼り付けられていますが、画自体はとても美しく200年近く前のものとは思えません。（ウィキペディアより抜粋引用）藤麿生年不詳ー文政13年（1830年）没。喜多川歌麿の門人といわれているが、姓不詳。数多くの画号をもつが、肉筆美人画の落款は大半が「藤麿」で、「喜多川」の画姓が記された作品は報告されていない。武家の出身と言われる。現存作品数は50点ほどである。その画風は師の歌麿風に追随せずに、独自の雰囲気をかもし出している。歌麿弟子入り以前は南画を学んでいたと思われ、他にも窪俊満や歌川豊春との関係や、芸術を愛好した狂歌師らとの交流も指摘されている。（引用終わり）本作品の落款はウィキペディアに掲載された彼の作品のものとほぼ同じです。2つ押された印章のうち、上のものは全く同じですが、下のはこちらの方がぼやけていて、同じとも違うとも断定できません。額装　縦約69センチX横約38センチ画　縦約40センチX横約16センチ

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