我が家の兄妹猫

ご覧頂きありがとうございます。　もう何年か前の話になります。私にはお付き合いしていた方がいました。付き合い始めてすぐに同棲を開始し、大変ながらも楽しい日々を送っていました。ある日、私が仕事から帰ると二匹の小さく弱った子猫を彼女は拾ってきました。「この子たちかわいそう…。飼ってあげられないかな…？」暫くの押し問答の末、育てる事を決意し、私たちは新しい家族として暮らし始めました。　左の子は男の子で小雪、右の子は女の子で小春と名付けました。小雪はかなり人見知りでビビリ、小春はとても人懐っこくてハツラツな性格。時には喧嘩し、遊び、寝て、それはそれはかけがえのない日々となりました。　何ヶ月か経つ頃には、ガリガリで骨張った彼らもふくよかで、暖かく、健康的な身体になっていき、仕事から帰るのが生き甲斐となっていました。　この絵は、彼女の父親が描いてくださった物です。当時の私達は大変喜び、それはこの子達も同じだったはず。見る方が見れば上手くはないのでしょうが、彼らが生きた証です。　現在、私は一人になってしまいました。彼女とは別れ、彼らは彼女が面倒を見るということになり、この絵だけは私が頂きました。家に帰ると、鳴き声の幻聴が聞こえる日々が続き、寂しい気持ちでいっぱいでしたが、この絵が私を支えてくれました。　今回、コロナ禍などの様々な影響により生活苦になってしまったので、私の宝物として、この金額で出品させていただきます。彼らの写真や動画も残っているので、そちらもサービスとして考えています。　ご検討の方よろしくお願いします。サイズ　縦58.5cm 横51.5cm

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